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CIOTA ptlm -122サイズ5通年使えてキマりすぎず、今っぽい雰囲気で最高に使えるホワイトパンツがCIOTA(シオタ)より新登場しました。希少なリーバイス518のカツラギ生地モデルをオマージュした本作ですが、オリジナルは細身な形が一般的。ただ、ホワイトカラーで細身のシルエットとなるとキマりすぎるきらいがあるため、あえてバギーなゆったりシルエットに大胆アレンジ。オリジナルの良さを尊重し、いたずらにトレンドを追うことなくシルエットやディテールを大きくいじらないことがほとんどのシオタですが、このバギーシルエットへの変更は大正解。色気づいたいやらしさはないものの、無骨なワーク感というよりも、クリーンで都会的な感じと今風のリラックス感が共存した絶妙な雰囲気にまとまっていて、使い勝手も抜群です。オフホワイト(生成り色)というのもポイント。真っ白だと抜けが強すぎて悪目立ちするきらいがありますので。また、裾までズドンのワイドストレートではなく、ボリュームがありながらもゆるやかにテーパードしているため収まりが良く、それでいて存在感もあってこれを履くだけで一気に垢抜ける印象です。同色ステッチで品が良く、スビンコットン100%ならではの光沢感となめらかさはやはり格別。太番の綾織りでジーンズに近しい厚みとオンス。シオタの代名詞であるベイカーやウエポンチノよりも肉厚、とはいえツルサラなタッチなので真夏でも暑苦しい感じはなく、一年中大活躍間違いなし。透けを気にする必要がなく、タフな生地というのは本当に使いやすいです。洗い込んでいくとアウトシームの巻き縫いにもパッカリングがびっしり刻まれ、貫禄が出てきます。ピカピカの光沢感も洗いこんでいくと次第に小慣れた風合いに落ち着いてきますから、経年変化も楽しみですね。フロントはジッパーフライ。雰囲気のあるSCOVILL社の古き良きピンロック式GRIPPER ZIPPERが採用されており、鈍いゴールドの光沢感が生成りのボディと相性抜群です。想像以上に抜け感が出てオシャレ感を演出しやすいということで、我々も常々オススメしているホワイトパンツですが、これはその決定打ともいえるバランスの良さと完成度で、ボトムが主役になる1本。男女問わず非常にオススメです。